04623-161223 sd Quattro H の緻密な描写が美しいポートレイト
SIGMA sd Quattro H + 35mm F1.4 DG HSM
SIGMAから12月20日に発売された「sd Quattro H」。三層構造のセンサーによって5100画素相当で細部まで正確に描きあげる超高画質。
SIGMA sd Quattro H + 35mm F1.4 DG HSM (monochrome mode)
さて原則レンズを何にしよう。
レンズ交換式の一眼レフや一眼カメラを使う場合、shioは必ず「原則レンズ」を決めます。最近のカメラの原則レンズはこれ。
SIGMA sd Quattro → SIGMA 24mm F1.4 DG HSM(換算36mm相当)
CANON EOS 6D → SIGMA 24mm F1.4 DG HSM
キーボードのホームポジションのようなものです。タイピングするとき、10本の指をホームポジションに置き、タイプする1本の指だけを動かし(他の9本はホームポジションに置いたまま)打鍵したらまたホームポジションに戻す。タイピングとはその繰り返し。原則の体勢、姿勢を身につけて、動いたら必ずそこに戻るのが基本です。
SIGMA sd Quattro H + 35mm F1.4 DG HSM
画角でも同じ。そのカメラの原則レンズを決め、他のレンズに換えて使ったらまた原則レンズに戻る。そのレンズをどれにするか、とても重要です。
さてsd Quattro Hの原則レンズとなる候補は2本。sd Quattro HはAPS-Cより少し大きなAPS-Hサイズのセンサーなので、レンズの画角が1.3倍になります。そこで、「24mm F1.4 DG HSM」なら約31mm相当。「35mm F1.4 DG HSM」なら約45mm相当。
どちらもshioの好きな画角。どちらも高性能で魅力的なレンズ。少し撮影してみて、sd Quattro Hの高密度な像質には標準レンズの画角が似合いそう、と感じたので、「35mm F1.4 DG HSM」を原則レンズにすることに決めました。もちろん必要に応じてズームレンズや他の非ズームレンズを使います。
SIGMA sd Quattro H + 35mm F1.4 DG HSM
ちょうど、先日sd Quattroでちょっとだけ撮影した学生からポートレイトの撮影依頼。成蹊大学の「こみちカフェ」で、バストアップと全身、両方このレンズで撮影しました。
すべて絞り開放F1.4。スタンダード。手持ち撮影。ライティングなし。地明かりのみ。カメラのjpegを直接iPad Proに読み込み、Macでオートホワイトバランス調整してあります。
sd Quattro
唯一無二の画質。 唯一無二のカメラ。www.sigma-global.com
シグマ「sd Quattro H」。
その緻密で美しい描写に惚れ込んでおります。
SIGMA sd Quattro H + 35mm F1.4 DG HSM
By 塩澤一洋, Kazuhiro Shiozawa on December 24, 2016.
Exported from Medium on May 2, 2017.